行政サービス
電子申請(e-Gov)について思うこと(1)
2019年03月26日
労働保険・社会保険の手続に電子申請(e-Gov)を利用していますか?
こんにちは、社労士事務所ハーベストのタカハラです
労働保険・社会保険の手続ってホント面倒ですよね。
それらの手続で行く役所(労基署、職安、年金事務所)は大体において、交通の便の悪いところにあり、往復に時間を要します。
特に年金事務所は管轄区域が広いため、他の役所と比べさらに時間がかかります。
ちなみに私の事務所がある尼崎の年金事務所の管轄は尼崎市、伊丹市、川西市、川辺郡となっています。(川辺郡の方大変ですね)
そして役所に到着しても自社の順番までの待ち時間が長いこと、長いこと。
へたすれば一日仕事です。
その点電子申請(e-Gov)なら会社で手続が完結するので、移動時間や待ち時間がなく、大変便利でありがたいです。
しかし電子申請は電子申請でいろいろと問題があります。
とにかくシステムトラブルの不都合が多い。
そしてトラブル発生すると、ヘルプデスクに電話が殺到して全くつながりません。
先日も客先の社会保険手続を電子申請で処理しようとしたところ、Web上の電子申請画面の動きがおかしい。(アプリを起動すると画面が閉じる)
「また何かトラブルか」と思い、e-Govホームページの「重要なお知らせ」を見ると案の定トラブルの連絡がありました。
原因はウインドウズの最新アップデートの影響による不具合とのこと。
そしてその解消方法はマイクロソフト社から、後日この不具合を修正したウインドウズのアップデートまで待つようにと書かれていました。
まずトラブルの解消方法がマイクロソフト社任せだというこのに驚きです。
マイクロソフト社がいつまでにこの問題を解決するかわかりません。
このようなトラブルがあった場合はe-Gov側で迅速な復旧ができるよう、体制やシステムを組むべきでしょう。
そうでなければ安心して利用することはできません。
e-Govは国の重要なネットインフラであることの自覚をもって運営していただきたいものです。
今回のトラブルのもう一つの対処法として、電子申請を行う際のブラウザの変更があります。
その変更方法については次回のブログでお知らせします。
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